皮膚のかゆみ、6つの原因と下着選びのポイント

2017年3月22日7:52 AM

身体がかゆいと感じるとき、どのように対処しますか?かゆい部分をポリポリとかいたり、思いっきりかきむしったり・・・。かゆみがあった皮膚には少なからず傷が残ってしまったことも体験したことがあるのではないでしょうか。

この記事では、「かゆみ」というのはどこから発生するのかを理解したうえで、かゆみの原因を6つにわけ、それぞれにかゆみを抑えられるような対策、対処法をお話していこうと思います。

かゆみのメカニズム

かゆみのメカニズム

かゆいところを掻くと、気持ちが良くなったり、もっとかゆくなったり、しますよね。この「かゆみ」ってどのように感じるものなのか知っていますか?実は、かゆいという感覚は、手の届く範囲でしか発生しないのです。胃の中がかゆい、口の中がかゆい、という言葉はまず聞きません。かゆいと感じる場所は、自分がかく事ができる皮膚だけなのです。

また、かゆみが脳に伝達されるスピードは、痛みを伝達するスピードより遥かに遅いのです。例えば、蜂に刺されて「痛い」と感じるのはすぐなのに、蚊に刺されてもしばらくしないと「あれ?かゆいかも・・・」と気づくのに時間がかかるのは、こういうわけがあったのです。

そしてかゆいところを掻くと、気持ちがいいと感じることにも理由があります。「体がかゆい」と感じたとき、脳は「かきなさい」とシグナルを出します。そして、その部分をかくことで脳内にご褒美物質が出てくるので、かくという行為が「気持ちいい」と判断されるのです。気持ちが良いものだからまたかいてしまうので、ここで悪循環が生まれてしまいます。

ちなみに「かゆみ」は人間だけではなく犬や猫、鳥などにもあるそうです。ペットを飼っている方なら、犬や猫が耳の下や首周りを必死で掻いている光景を想像できるかもしれません。生き物にとって、この「掻く」という行為は、「病原体などを媒介するノミやダニなどの虫を掻き取って排除せよ」「肌がかぶれる物質を今すぐ取り除け」という脳の指令への反応であり、しかも掻くと気持ちいいと感じるシステムになっているのです。生物が病気になり、死んでしまわないための生き残る知恵なのです。

さて、話は戻りますが、かゆいからといって体を掻けば当然ながら悪化しますし、治りも遅くなってしまいます。「かゆい」と感じたとき、掻かないためにどう対処するか、しっかり把握しておきましょう。

かゆみを感じる6つの原因

体がかゆい!と感じるときの原因はざっくり6つに分けられます。

1. 乾燥肌
2. 多湿(あせも)
3. 虫刺され
4. アレルギー(ノミ・ダニ・食物・ペット・植物など)
5. 接触による刺激
6. 皮膚疾患(アトピー性皮膚炎など)

体がかゆい!と感じたときどうやって対処しますか?もちろん治療で治すものはそうすべきですが、普段の自身の管理である程度かゆみが抑えられることもあります。あなたが毎日着る下着について考えてみることもその一歩です!

乾燥肌がかゆみの原因

乾燥肌がかゆみの原因

乾燥肌は、いわゆる体の水分が足りていない状態の肌です。表皮の下の角質は、適度な水分と皮脂がちょうどいいバランスで保たれていると、皮膚はしっとりして外からの刺激に対してもバリア機能が働きます。つまり「かゆみ」を感じにくくなります。なので、乾燥肌の人は普段から保湿を心がけることがかゆみ対策の1つなのです。そんなカサカサ肌さんにおすすめなのが、保湿を保ってくれる機能付きのインナーです。

多湿がかゆみの原因

多湿がかゆみの原因

乾燥だけでなく、皮膚が汗でしめった状態が長く続いてもかゆくなります。そのひとつが、夏場のかゆみの原因のほとんどとも言える「あせも」。あせもができる原因は何か知っていますか?汗が上手に排出されずに皮膚の中にたまってしまうと、それが「あせも」として表に出てきてしまうのです。あせもができると、それを掻いて更に炎症を起こしてしまうこともあります。

あせもによるかゆみを抑えるには、汗をすぐに拭いてしまうことが大事!そして、多湿なジメジメ肌さんには吸汗速乾機能がついたインナーがおすすめです。汗をかく方や汗でかゆくなる方以外でも、汗で蒸れるのが気になる方にもオススメです。

虫刺されがかゆみの原因

春になり、あたたかくなると増える「虫刺され」。赤い腫れやブツブツ、かゆみを伴うイヤな皮膚トラブルです。勿論気づいたらきちんと薬を塗って処置をすれば、キレイに治ることが多いのですが、無意識に手が伸びて掻いてしまい、悪化し、痕が残ってしまうケースも。そうしたトラブルを避けるためにも、まず虫に刺されない対策を、そして虫に刺されてしまったとき適切な処置ができるように対処法を知っておきましょう。

最も身近な虫刺されの原因となる虫は蚊ですが、他にもアリやムカデ、クモなどの虫も刺されたり噛まれるとかゆみを感じたり、時には激痛を感じることがあるので注意を心がけましょう。もし、虫刺されによって赤みやかゆみが生じたら、まずは虫刺されに十分な効き目のあるステロイド外用剤(抗ヒスタミン成分やクロタミトンなどの痒みを鎮める成分が配合されているタイプ)を塗って、掻かないようにしましょう。薬を塗ってもかゆみが治まらないときは冷水で冷やすと一時的ですが、かゆみが抑えられるのでぜひ試してみて下さい。炎症が酷いときはすぐに病院にいって、適切な薬を処方してもらうことも大切です。

アレルギーがかゆみの原因

アレルギーがかゆみの原因

アレルギーと言っても種類はたくさんありますが、かゆみを感じるアレルギーで代表的なものでは「ノミ・ダニ」「食物アレルギー」「ペットの毛」などではないでしょうか。

もし、かゆい原因がアレルギーだとはっきり分かっている場合は、病院に行き適切な薬を処方してもらうことが大切です。他にも例えばノミ・ダニ・ペットの毛などがかゆく感じるなら、こまめに掃除をすることで予防もできますし、病院にいけば自分が何のアレルギーを持っているか検査してもらえるので、一度しっかり検査をして把握することも大切です。

アレルギーはいわば、自分の体質の一部です。上手に付き合っていきましょう。

接触による刺激がかゆみの原因

接触による刺激がかゆみの原因

下着を買って首元についているタグってどうしていますか?私は買った後、縫い付けてある部分の糸を取ってタグを完全に取り外します。首や脇にタグが触れることで、その部分を無意識でかいてしまうからです。けれど、下着を買って毎回タグを取り外すことも面倒な作業です。

タグ以外に下着の縫い目。肌に触れるとかゆみを感じることはありませんか?肌が弱かったり、敏感肌だったりすると、肌に少しだけ触れる細かい部分でもすぐに体が反応してかゆみを感じてしまいます。そこで、オススメなのが「タグなし」や「縫い目なし(シームレス)」の下着です。最初からタグが付いていなければタグを取り外す手間もありませんし、シームレスの下着なら縫い目が肌を刺激してかゆみを感じることも少なくなりそうですね。

アトピーがかゆみの原因

さて、私も常日頃頭を悩ませるアトピーです。とにかくかゆい。気がついたら掻いている。また血が出ている。アトピーの方ならすごく身に覚えのある感覚ではないでしょうか。ただ病院にいって薬をもらってもなかなか治らない・・・なんてことはありませんか?強い薬ならすぐに治るのですが、やっぱり薬が強いだけあって体にいい影響だけを与えるわけではありません。できれば、本当に酷いときだけ強い薬を使って、治ってきたら弱い薬にかえて徐々に治していくことが理想ですよね。だけど弱い薬にかえたらやっぱりかゆい!そう思ったときは、肌に触れる下着を変えてみると意外とかゆみは治まるかもしれません。

アトピーの方は「肌触りがよい」「綿素材」の下着がおすすめです。触っただけでも気持ちいいとわかるような素材のものは、アトピー体質にとってとても良い下着です。アトピー体質にとってお肌への刺激は何より避けるべきものです。勿論、下着の素材を変えたからといってアトピーが治るわけではありませんが、悪化を防ぐことは不可能ではありません。

薬と下着、そして普段からの保湿。これらを上手に使い分けることがアトピーを早く治すコツかもしれませんね。

まとめ

かゆみの原因と対策、対処法についていくつかあげてみましたが、いかがでしたでしょうか。

かゆみの原因となるのは、日々の生活習慣からの影響も少なくありません。毎日の習慣を見直すことで少しずつかゆみがやわらいでいくこともあると思います。もちろん、今回紹介したような下着を自分の体質に合わせて変えることにも挑戦してみてください。

私はアトピー持ちですが、この記事がアトピーの方だけに限らず、かゆみで悩んでいる肌が弱い人、敏感肌の人、普段からかゆみを感じやすい人の役に立てたらいいなと思います。

 

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